栃木県宇都宮市は3日、市中心部の人気ギョーザ店集中地域に観光拠点として整備を進めている「餃子通り」に、ギョーザのデザインをしたマンホールのふたを設置し、路面をギョーザの焼き色に塗装すると発表した。通りは、これまでにギョーザ形のバス停留所看板、電柱の表示板、横断幕などが設置されており、さらにギョーザ色に染まることになる。
デザインマンホールのふたは通りの3カ所に。ギョーザの手包みを感じさせる形状を並べ、一部は美しい焼き上がりや香ばしさを表現する黄色になっている。路面塗装は全長153メートルの両端で、人が歩く路側帯部分にベージュ色のカラー塗装を施す。途中に白色のギョーザ形を「隠れ餃子」として配置する。
市では、ギョーザ店を訪れた客が隠れ餃子を探しながら通りを散策することや、デザインマンホールのふた目当ての新たな観光客が増えることを期待している。(津布楽洋一)