秋篠宮家の次女佳子さまが6日、鳥取県内入りした。米子市で7日に開かれる第5回全国高校生手話パフォーマンス甲子園(実行委員会主催、朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社など後援)に出席するためで来県は5回目。大会は2年ぶり4回目の出席となる。
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佳子さまは米子空港に到着後、南部町のとっとり花回廊を視察した。台風25号による悪天候のため、ガラスの温室・フラワードーム(直径50メートル、高さ21メートル)内でランなど彩り豊かな数々の花を観賞した。米子市内のホテルで開かれた交流会では、大会に出場する生徒らと歓談した。
佳子さまと会話した、大会に初出場する県立米子東高校ダンス部の樋口一葉さん(2年)は歓談後、報道陣に感想を聞かれて「『手話は難しいかもしれないが頑張ってください』と言われた。貴重な経験ができ、優勝を目指して全力を出します」と笑顔を見せた。
佳子さまは7日、米子コンベンションセンター(末広町)である大会の開会式であいさつし、生徒たちの演技を観覧する。市内の和傘伝承館を視察した後、米子空港から帰路につく。(杉山匡史)