農林水産省が16日に発表した10月後半の野菜の価格見通しによると、生育状況を毎月調べている14品目のうち、ニンジンやネギなど10品目が平年より2割以上高い水準になりそうだ。9月の長雨、台風24号による葉の傷みや塩害などで生育が遅れたり、大きく育たなかったりしているという。
道内停電、物流・部品供給網を寸断 食糧出荷にも影響
東京都中央卸売市場で高値になりそうなのは、ダイコン、ニンジン、ハクサイ、キャベツ、ホウレンソウ、ネギ、レタス、ナス、トマト、サトイモの10品目。10月前半に高値だったキュウリとピーマンは、平年並みに戻るとみている。