グランディ国連難民高等弁務官がこのほど東京都内の日本記者クラブで記者会見し、日本政府が検討している外国人労働者の受け入れ拡大策について、「非常に重要で歴史的な取り組みだ。どうすれば外国人労働者が日本で共生できるか考えているものだ」と評価した。 グランディ氏は難民問題にも触れ、「日本にいる外国人の中で難民は一部でしかない。今回の取り組みの一環として、難民の処遇をいかに改善するか研究してはどうか」と語った。 グランディ氏は会見に先立ち、山下貴司法相と会談。山下氏は、ミャンマーからの難民を受け入れている従来の第三国定住制度の拡充を検討しているとの考えを示したという。グランディ氏は、難民受け入れに対する日本側の新たな動きについて「小さなステップでも前進していると受け取れた」と述べた。 また、ミャンマー西部ラカイン… |
「日本は難民の処遇改善、研究しては」国連機関トップ
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