将棋の羽生善治竜王(48)の紫綬褒章受章が決まった。史上初の7タイトル独占や「永世七冠」など、第一線での活躍を長年続けてきたことが評価された。3日付での受章を前に臨んだ記者会見では、近年急激に強くなった人工知能(AI)に対する考え方や、若手棋士との戦い方などについて語った。
羽生竜王は2月、将棋界では初となる国民栄誉賞を受賞した。同じ年に紫綬褒章にも選ばれたことについて、「とても驚いている。大変な名誉だと思う。これから先の棋士としての歩みに対しての期待も込められているのかな、と思う」と話した。
将棋界は近年、AIを搭載した…