日曜に想う トランプ大統領の頭はコルクでできている、と書いたら、一国の元首に対して失礼だと叱られるだろうか――。 11月6日へ、世界で動き 米中間選挙の特集はこちら 昔、フランスにタレーランという政治家がいた。策士で知られ、19世紀初めのウィーン会議では敗戦国でありながら列強を手玉に取った伝説的な人物だ。 当時のフランスは、フランス革命からナポレオン帝政、王政復古、七月王政へと続く大変革の時代だった。きのうの権力者がきょうは断頭台の露と消える。激流のような政変のなか、タレーランは消えたかに見えては復活し、閣僚や宰相にまで就いた不思議な人物でもあった。 いかなる政変からもよみがえったこの人のことを、当時の高名な女性作家が評したそうだ。頭がコルクで、足は鉛で作られた、いくら投げてもすぐ起き上がる「おきあがりこぼし」であると。仏文学者、河盛好蔵氏の本に教わったそんな逸話が、いまトランプ氏に重なり合う。 他の政治家なら命取りになる暴… |
トランプ氏、犠牲者意識を吹き込む扇動 メディアもまた
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