「吹奏楽の聖地」と呼ばれる普門館(東京都杉並区)の一般公開に連日、大勢の吹奏楽ファンが訪れている。来月取り壊しが始まるあこがれの舞台に立ち、慣れ親しんだ楽器を手に最後のひとときを楽しんでいる。 吹奏楽のぺージ 特集:普門館の記事まとめ 一般公開は、普門館を所有する宗教法人「立正佼成会」が企画したイベント「普門館からありがとう~吹奏楽の響きたちへ」。全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の中学、高校の部が長年開かれた舞台を5日から11日まで開放しており、5~7日の3日間で1500人以上が来場した。 初日の5日夕。普門館の入り口付近では、開場を心待ちにするファンの列ができ、予定より30分早い午後5時半に開場した。 「うわあ懐かしいな!」 「わーすごい……」 本番と同じ照明がともる舞台を… |
憧れの聖地にファン集結 吹奏楽「普門館」どんな存在?
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