国連児童基金(ユニセフ)は「世界子どもの日」の20日、英俳優ミリー・ボビー・ブラウンさんを親善大使に任命した。動画配信大手ネットフリックスのドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」への出演で知られるブラウンさんは14歳で、最年少の親善大使という。
ブラウンさんは2016年から行事に参加するなど、ユニセフの活動に協力してきたという。ニューヨークの国連本部で会見したブラウンさんは「世界の子どもたちや若者を傷つけてきた問題に光を当てていきたい」と語った。
ユニセフは、子どもたちの権利が守られる世界を目指し、保健や栄養、衛生、教育などの分野で支援や政策提言などの活動を行う国際機関。活動を支援する親善大使にはほかに、米歌手ケイティー・ペリーさん、サッカー選手のメッシさん、黒柳徹子さんらが就いている。(ニューヨーク=鵜飼啓)