佐賀県知事選が29日告示され、いずれも無所属で、再選を目指す現職の山口祥義氏(53)=自民、公明推薦=と、新顔で共産党県委員長の今田真人氏(72)=共産推薦=が立候補を届け出た。12月16日に投開票される。
山口氏が8月に受け入れを表明した佐賀空港(佐賀市)への陸上自衛隊オスプレイ配備計画や、昨年4月に同意した九州電力玄海原発3、4号機(玄海町)の再稼働の是非などが主な争点。今田氏はいずれも反対している。
そのほか、国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防排水門の開門をめぐる問題、九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)などでの論戦も注目される。(届け出順)