殺人事件で父親を亡くした女性の詩をもとに、犯罪被害者やその家族への支援の大切さを訴える歌ができた。関西を拠点に活動するユニットが作詞作曲し、ライブなどで思いを届けている。女性は「音楽を通して被害者支援に少しでも関心を寄せてほしい」と願う。
「とても不安で真っ暗な夜も 自分を見失いそうな時もあった」「いつもそばにいるよ この手のひらを離さない」。シンガー・ソングライターの4人組ユニット「STAYG(ステイジー)」が1日、大阪市天王寺区でのライブでバラード曲を歌い上げた。
歌のもとになった詩を書いたのは山東純子さん。1997年、兵庫県の自宅で父親(当時63)が何者かに襲われ、命を落とした。
事件後、山東さんは体調を壊し…