重由美子さん(しげ・ゆみこ=五輪ヨット470級銀メダリスト)が9日午前3時30分ごろ、病気で死去、53歳。佐賀県唐津市出身。葬儀は13日午後1時から同市鏡3528の1のパインフィールド・ホールで。喪主は父五十男(いそお)さん。
96年アトランタ五輪のヨット女子470級で木下アリーシア選手とペアを組んで銀メダルを獲得し、日本のヨット競技で初のメダリストとなった。92年のバルセロナ五輪から3大会連続で五輪に出場し、2人乗りの470級でかじを取るスキッパーとして活躍。地元唐津市の佐賀県ヨットハーバーで後進の指導にも当たった。