大リーグ・マリナーズの菊池雄星(ゆうせい)投手(27)の父、雄治(ゆうじ)さん(59)が31日早朝、死去した。関係者によると雄治さんはここ1、2年、がんで闘病していたという。
雄治さんは、1月3日(日本時間4日)に米・シアトルであった菊池投手の入団記者会見は現地で見守っていた。しかし、3月21日、東京ドームであったアスレチックスとの開幕第2戦で菊池投手が先発したときは体調が悪く、観戦できなかった。
菊池投手は29日(日本時間30日)に本拠シアトルでレッドソックスを相手に先発したばかりだった。現地報道によると、菊池投手は球団を通じて「生前、父は私に野球に専念し、そのままチームの勝利のためにがんばってほしいと言っていました。私は父の願いに敬意を表し、全力でがんばり、残りのシーズンを父に捧げたいと思っています」とコメントした。