西日本豪雨の影響で不通となっていたJR呉線の三原(広島県三原市)―安浦(同県呉市)間(44・2キロ)で15日、運転が再開された。7月6日以来162日ぶりに呉線全区間が復旧した。
【鉄道特集】テツの広場
【特集】2018 注目のテツニュース
JR西日本広島支社によると、被災当初は全線復旧を来年1月中と見込んでいたが、工事を急ピッチで進めてきた。今回再開された区間は被災前と同じ運転本数を確保するが、広島、呉両市を結ぶ区間を中心に当面は本数を9割に減らす。
不通に伴って運転を取りやめていた観光列車「瀬戸内マリンビュー」も再開され、土日祝日に広島―三原間を1往復する予定。来年1月1~3日も運行する。