Jリーグは16日、タイの首都バンコクで記者会見を開き、「2019 Jリーグアジアチャレンジinタイ」の開催を発表した。JリーグからJ1のサンフレッチェ広島とコンサドーレ札幌が参加し、来年1月26、27日にタイでチョンブリFC、バンコク・ユナイテッドFCと対戦する。
広島にはFWティラーシン、札幌にはMFチャナティップというタイ人選手が所属。「タイのメッシ」と呼ばれるチャナティップはJリーグの今季の優秀選手に選ばれている。
また、柏レイソルの元日本代表MF細貝がタイのブリーラムユナイテッドFCへの完全移籍を、ヴィッセル神戸の元日本代表FWハーフナーがバンコク・ユナイテッドへの期限付き移籍を決めるなど、Jリーグとタイリーグの交流も活発化している。
記者会見でJリーグの村井満チェアマンは「タイと日本のトップレベルの交流が活発になってきていることをうれしく思う。両国でアジア全体のレベルアップを図っていきたい」などと述べた。会見には、チャナティップやハーフナーも参加した。
アジアチャレンジの日程は1月26日がチョンブリ対広島、27日がバンコクユナイテッド対札幌。(バンコク=貝瀬秋彦)