今季、日本フットボールリーグ(JFL)に初参戦する鈴鹿アンリミテッドFC(鈴鹿市)は9日、新監督に、スペイン人女性のミラグロス・マルティネス・ドミンゲス氏(33)が就任すると発表した。クラブによると、JFLとJリーグで初の女性監督になる。
マルティネス新監督はスペイン・アルバセテ出身。スペイン2部のアルバセテ・バロンピエの女子チームで2013年から4年間、監督を務めた実績がある。
鈴鹿は昨季、JFLへの昇格を決めた辛島啓珠監督が退任し、後任を探していた。「他のクラブがしたことがない、新しいことに挑戦したい」との選考基準のもと、欧州で最高位のライセンスを持つマルティネス新監督が選ばれたという。(村井隼人)