(15日、大相撲初場所3日目) 進退をかけて初場所に臨んでいる稀勢の里。連敗で迎えた15日の取組を、記者席から見守った。 午後5時半すぎ、東の花道から稀勢の里が入ってきた。そこから2階席に目をやると、2年前の初場所、続く春場所を連覇した稀勢の里の優勝額が正面に見える。自らのかつての雄姿が、稀勢の里には見えていただろうか。 まるで、この一番に優勝がかかっているかのような、異様な雰囲気だった。 稀勢の里に近づいている結末 ファンの歓声を聞いて思う 結び前の稀勢の里―栃煌山戦。1階の桟敷席で、2階席で、「稀勢の里」と書かれた横断幕のようなタオルが何十枚も掲げられた。1回目の仕切りから、手拍子とともに稀勢の里コールがわき起こった。 稀勢の里が3敗目 昨年から9連敗、横綱ワースト更新 相手の栃煌山は、同学年だ。初土俵は中学卒の稀勢の里の方が3年早いが、出世を競い、幕内で42度の対戦を重ねてきた。互いに手の内は知り尽くしている。 懸賞が回る。この日は19本。… |
稀勢連敗、座布団舞わず もはや番狂わせですらないのか
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