使用済みマンホールのふた、千円でいかが――。福井市下水管路課がこんな募集をしたところ、希望者が殺到。競争率は平均で7倍、一番人気は20倍近くになっている。
売り出したふたは計10枚。いずれも直径60センチ、重さは約40キロ。新品の価格は約3万円だが、今回は1枚千円で募集をかけた。
同課によると、いずれも1975~2017年に製造された。福井市のシンボル、不死鳥を2羽あしらったデザインなどになっている。
さびや傷が多数あるが、これらに福井県の内外から28日時点で69通の応募があった。
最も人気があったのは、倍率18倍。不死鳥のデザインが、高評価を引き出したようだ。「庭に飾りたい」などという声が出ているという。
これまで使い古したふたは処分…