アラブ首長国連邦(UAE)で開催されたサッカーアジア杯の決勝で1日、中東カタールが日本と対戦した。一昨年から続くUAEなどとの断交問題の影響で自国サポーターがほとんどいない「完全アウェー」での試合を強いられるなか、決勝まで勝ち上がり、日本を下して初優勝を飾った。 国際ニュースを解説「今さら聞けない世界」 1月29日に首都アブダビで行われた準決勝のUAE戦。スタジアムを埋め尽くした約3万8千人のほとんどはUAEのサポーターとみられ、観客席は民族衣装の白色に染まった。試合は、FWアリが今大会8得点目となるゴールを決めるなど、元日本代表監督のザッケローニ氏が率いるUAEを4―0で下した。 だが、観客席からはペットボトルや履物が投げ込まれたり、カタールの国歌斉唱の際にはブーイングが起きたり、スタジアムは異様な雰囲気に包まれた。アラブ世界では、人に対して履物を投げつけるのは侮辱行為とされる。 背景には、カタールが2017年6月から抱えるUAEやサウジアラビアなど周辺諸国とのあつれきがある。 この地域は「湾岸」と呼ばれ、… |
カタール、完全アウェーで決勝に UAEとの断交響く
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
没有相关新闻










