今春の統一地方選前半戦で行われる北海道知事選に、石川知裕・元衆院議員(45)が6日、立候補することを表明した。立憲民主党や国民民主党、共産党、社民党が支援する方針で、野党統一候補となる。自民、公明両党が推す鈴木直道・夕張市長(37)との与野党対決の構図となる。
37歳の夕張市長、北海道知事選出馬へ 無所属で
石川氏は小沢一郎衆院議員の元秘書。政治資金規正法違反事件で2013年に議員辞職し、14年に有罪判決(禁錮2年執行猶予3年)が確定した。石川氏は「謙虚に反省しながら、新しい北海道の未来を提示して道民にご判断いただきたい」と述べた。
自民党は現職の国土交通官僚の擁立をめざす議員らもいたが、6日に鈴木氏への一本化を正式決定した。