特別天然記念物タンチョウが飛来する鶴居村で10日、恒例のタンチョウフェスティバルが開かれた。タンチョウに関するクイズや鳴き声コンテストなどで、観光客や町民らが冬の一日を楽しんだ。
目玉は、参加者が、タンチョウが川の中で片足で立って休む姿をまねる「耐寒競技」。赤い帽子に白黒の衣装を着込んだ12人が参加。雪と水のシャーベットを満たした、たらいに片足を突っ込んで我慢比べをした。
鳴き声コンテストと耐寒競技に出場した神奈川県出身の中山雄太さん(27)は先月、釧路に配属された司法修習生。「氷水に漬かっていた足がかゆい。釧路地方は初めてだが、いいところですね」と話していた。(宮永敏明)