米アマゾンは14日、現在本社があるシアトル以外にニューヨーク市とワシントン郊外の2カ所に「第2本社」を置く構想で、ニューヨーク市については断念すると発表した。断念の理由は「たくさんの州や地元の政治家たちが、私たちの進出に反対すると共に、計画を進めるのに必要な関係を築く考えがないことを明確にした」とした。代わりの候補地探しはせず、ワシントン郊外は計画通り設置を進める。
ニューヨークでは、自治体側が少なくとも計15億2500万ドルの優遇措置を提供することになっており、住民や政治家から「優遇が大きすぎる」と反対論が高まっていた。
アマゾンは2017年9月に、…