ひきこもり当事者が自ら部屋を撮った写真の展覧会が16日夕から、横浜市中区のギャラリーで開かれる。企画したのは、ひきこもり経験者で、現代美術家の渡辺篤さん(40)。「ひきこもりを社会の悪者として描いてきた社会的強者の論理への反撃だ」と意図を語る。24日まで。 展示スペースに入ると、真っ白な壁の一部に穴が開いている。穴をのぞき込むと、何枚もの写真が目に入る。床を埋めるゴミ袋、ペットボトル、並べられた小難しい本……。ひきこもり当事者がさまざまな形で生活してきた様子が映し出されている。 展覧会は「アイムヒア プロジェクト」と銘打った企画の一環。ひきこもり当事者の尊重と社会への周知を目指すものだという。 昨夏から、ひきこもり当事者が自らの部屋を撮影した写真をインターネットで募集した。年代や性別にかかわらず、約40人から計約160枚の写真が集まった。部屋は汚れたり荒れたりしているものだけではない。ほとんど物がなく、整然とした部屋もある。渡辺さんは「一概に『これがひきこもり』とは言えない。誰しもがなり得る」と話す。 渡辺さんは東京芸大院を修了後… |
ひきこもり3年、ペットボトルがトイレ 「反撃」写真展
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