「はやぶさ2のチームの皆さん、おめでとう!」――宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機が地球から約3・4億キロ離れた小惑星「リュウグウ」に着陸したことについて、英ロックバンド「クイーン」のギタリストで、天文学者でもあるブライアン・メイさんが祝意を寄せた。
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メイさんは自身のツイッターに、はやぶさ2の着陸成功を祝うツイートを連発。「リュウグウへの着陸は素晴らしい成功だ!」と記し、ローマ字で「Subarashi des’」(すばらしいです)とつづった。メイさんはリュウグウ着陸にあわせてJAXAにもメッセージ動画を送り、「宇宙探査のさらなる発展を祈っています! 大好きだよ、はやぶさ2」と述べていた。
メイさんは英国で天体物理学の博士号を取得するなど、音楽活動の傍ら天文学の研究も行っている。ツイッターのプロフィルには「ロケット船大工」とのみ記し、現在は小惑星の衝突から地球を守る「プラネタリー・ディフェンス」という活動にも参加。昨年6月には、はやぶさ2が撮影したリュウグウの画像を並べて、立体視ができるようにした画像を自身のツイッターで公開していた。(軽部理人)