英国のロックバンド「クイーン」を描き、米アカデミー賞作品賞の候補となっている映画「ボヘミアン・ラプソディ」。クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーはインド人の両親の元に生まれ、少年期をインドで過ごした。その頃、フレディのピアノの腕はすでに抜群だった。 「前歯が出ていたので、バッキー(出っ歯)とみんなで呼んでたよ」。1956年から2年間、ムンバイから南東約250キロのパンチガニにある寄宿学校「聖ピーターズ・スクール」の同級生だったアジェイ・ゴヤルさん(72)はそう語る。まだ9~10歳だったこともあって、悪気なく友人たちでそんなふうにあだ名で呼び合っていたという。 「とにかくシャイな性格だった」とゴヤルさん。みんなで集合写真を撮った時、「お前も入れよ」と友人たちが言うとフレディも来たが、しゃがんで顔を伏せて映っていた。ゴヤルさんは「今になって思えば、自分の歯のことを気にしていたのかもしれないね」と語る。 ゴヤルさんは音楽のクラスも一緒だったが、フレディはピアノが抜群にうまかった。思い出すのは、発表会の前に長い時間、ピアノに向かっている姿だ。フレディは学校で「ザ・ヘクティクス」という名のバンドを組んでいた。「よく覚えていないが、エルビス・プレスリーやクリフ・リチャードの時代だったから、よく演奏していたんじゃないかな」 フレディの本名は、ファルーク… |
少年フレディ、あだ名はバッキー 同級生が語る思い出
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