24日の天皇陛下在位30年記念式典では、沖縄県出身の歌手三浦大知さんが「歌声の響(ひびき)」を歌った。沖縄のハンセン病療養所との交流をきっかけに天皇陛下が詞を書き、皇后さまが作曲した思い出の曲だ。 両陛下が作詞作曲「歌声の響」 CDブック、11月発売 天皇陛下「象徴としての模索は遠く」在位30年記念式典 お二人は皇太子ご夫妻時代の1975年7月、初めて訪れた沖縄で名護市の「沖縄愛楽園」の入所者と交流した。ハンセン病への差別や偏見が残る時代、お二人が望んだ訪問だった。 天皇陛下「人々の助け幸せなこと」おことばで国民おもう 【写真特集】天皇皇后両陛下 ともに歩んだ平成 帰り際、入所者は感謝を伝えようと、沖縄の船出歌「だんじょかれよし」を涙ながらに歌った。当時の様子を天皇陛下が沖縄伝統の「琉歌(りゅうか)」(八・八・八・六の音数律をもつ定型詩)に詠み、皇后さまが曲をつけたのが「歌声の響」だ。両陛下の沖縄訪問は皇太子時代から11回に及ぶ。 この日、三浦さんは千住明さん… |
式典で三浦大知さん熱唱 両陛下が合作した沖縄の思い出
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