サントリーホールディングスが今月から、JR東海道新幹線の一部で高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ(プレモル)」を特製カップに注いで提供するサービスを始めた。プレモルならではのクリーミーな泡を味わってもらおうと、缶での販売が定番だった新幹線で商機をねらう。
テツの広場
新幹線の車内販売を担うジェイアール東海パッセンジャーズと協力して4月2日まで、東京―名古屋間の一部で提供する。JR各社は低迷する車内販売の中止や縮小を打ち出すが、飲料類でのビールの支持は根強い。サントリーは「『神泡(かみあわ)』をじっくりと体験してもらえる」と、この移動時間をPRの場ととらえた。
プレモル専用に開発された小型…