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若い世代おいで 過疎地の公立保育園で英語教育 三重

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2019-3-1 9:38:46  点击:  切换到繁體中文

 

三重県南伊勢町は、新年度から町内の公立4保育所の4、5歳児を対象に週2、3日程度、英語学習を導入する。大都市圏で民間の保育所が英語学習を導入するケースはあるものの、公立保育所では全国的にも珍しいといい、小山巧町長は「子育てをする親にとっては魅力的な教育環境に映るだろう」と意気込む。


町福祉課によると、子供たちはネイティブスピーカーやバイリンガルの講師とともに、遊戯や給食の時間を過ごす。担当者は「子供たちは午前中いっぱい、基本的には日常会話を英語で行ってもらう。語学力の向上はもちろん、知育そのものの発達を期待している」と狙いを話す。


町行政経営課によると、1960年に3万2070人だった人口は、2015年には1万2788人にまで落ち込んだ。県統計課によると、昨年10月1日時点での65歳以上の高齢化率は、52・4%で県内29市町で最も高い。2045年には71・2%にまで跳ね上がるという試算もある。町は数年前から移住施策に力を入れている。


若年層を中心に毎年15人前後が移住しているといい、保育所での英語学習の導入も移住施策の一環だ。小山町長は「田舎でも教育環境が整っている、ということをアピールすることで、若い世代の流入につなげたい」と話す。


事業費は960万円で、内訳は講師への報償や活動補助金が780万円、仲介企業への委託料が180万円。町は3月5日に開会する町議会に、事業費を含む91億円の一般会計当初予算案を提出する。(安田琢典)



 

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