世界トップ50の大学に入学した高校生らに、総額550万円あげます――。山口県萩市は、市内に在住する高校生や、市内の高校を卒業した20歳までの人を対象に、世界大学ランキング上位50校に入学出来たら、奨学金として4年間で総額550万円を給付する。県内初の試みという。
開会中の市議会3月定例会に、事業費90万円を盛り込んだ。藤道健二市長が2月にあった定例会見で発表。藤道市長は「萩でグローバルな人材を育成したい。市内の高校の魅力を間接的にサポートすることにもなる」と説明している。
市教委教育政策課によると、2020年4月以降の大学入学者であることと、3年間市内に住み、市内の高校に通うことが条件。市外からの転入は給付の対象外。
550万円の内訳は、入学準備…