「下着は白」「喫茶店は立ち入り禁止」――。人権への配慮を欠いたり、理不尽だったりする「ブラック校則」になりかねない校則が、香川県立高校でもあることがわかった。工代祐司・県教育長は8日の県議会一般質問で、「時代にそぐわないようなものもある」と述べ、見直しを指導する考えを示した。
高田良徳県議(リベラル香川)が調べた全29高校の校則では、男女の夏服の規定で「下着は白色無地に限る」とした学校があった。この高校の教頭は取材に対し、「Tシャツやブラジャーも含め、黒や赤など透けて見えるようなものはいけないという趣旨。男子の胸元から見えて注意することはあるが、全員のチェックはしていない」と話す。
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