自宅の縁側で昼食をとる木村蓉子さん(左)、純子さん親子。光が差すと引き戸のガラスに蓉子さんの姿が映り込んだ。一時帰宅で滞在が許されるのは、午前9時から午後4時までの間に限られる=2019年1月、福島県大熊町、 福留庸友撮影 [PR] 福島、戻り始めた暮らし 写真記者として東北に赴任し、この4年半、福島に通い続けてきた。 当初は東京電力福島第一原発の事故が引き起こした生々しい光景ばかりが目に飛び込んできた。最近になり、ようやく人々の営みが戻りつつある。だからこそ、事故の爪痕がより際だって感じる。特に第一原発の10キロ圏内には、日常と非日常が織り交ざる福島の現実が凝縮している。
福島第一原発から4キロの大熊町沿岸部。津波の被害を受けた民家が残っていた=2018年12月7日午後2時9分、福島県大熊町熊川、福留庸友撮影 浪江町では2017年3月末、一部の避難指示が解除された。しかし、現在の町内の住民は約900人。登録人口の5%にすぎない。 JR浪江駅は避難指示解除と同時期に再開した。住民の貴重な足で、復興の象徴の一つと言える。駅前には昨年11月、カフェがオープン。お昼時には手作りランチを求める住民や作業員らでにぎわう。 だが、駅周辺には更地が虫食いのように広がる。町へ戻ることをあきらめた住民の自宅や店舗の解体が進んでいるためだ。環境省によると、2月末現在、町内ではすでに2571件の解体が行われ、さらに1600件の解体を控えている。 町を訪れた日、浪江駅を出発す… |
「唯一の願いは、ここで死ぬこと」笑顔でつぶやいた思い
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