那覇空港(那覇市)の国内線と国際線の各ターミナルビルをつなぐ「際内連結ターミナル」が完成し、13日、落成式典があった。すでに2階の一部は利用が始まっており、18日から全体が利用可能になる。国内・国際線のチェックインカウンターが大幅に増え、土産店や飲食店計36店も出店する。
沖縄は観光客が増えており、受け入れ態勢を強化するのが目的。国内線機能についてはピーチ・アビエーションとバニラ・エアのチェックインカウンターが暫定貨物LCCビルから新ターミナルに移転する。国際線機能については、国際線ビル2階にあるチェックインカウンター20ブースを移し、60ブースに増やす。搭乗口も2カ所できる。
那覇空港ビルディングによると、2階には「日本ブランド」と「プレミアムな沖縄」を感じられる商品をそろえた商業エリアを設ける。飲食店は3、4階にあり、沖縄そばやタコライス、すしやラーメンなど様々な食事が楽しめる。
鉄筋コンクリート5階建て。延べ約3万9200平方メートル。(伊東聖)