茂木敏充経済再生相は20日夕の記者会見で、景気の拡大が戦後最も長くなった可能性が高い、としてきた認識について「変わっていない」と述べた。消費税率を10月に引き上げる予定も変わらないという。
茂木氏は、月例経済報告の1月分を公表した際に、景気拡大が「戦後最長となった可能性が高い」と宣言していた。2012年12月に始まり、ことし1月で6年2カ月に達した、との見方だ。
しかし、3月7日発表の景気動向指数では基調判断を引き下げ。すでに数カ月前には景気後退の局面に入っていた可能性が高いことを機械的な基準に基づいて示していた。
さらに、20日夕発表の月例経…