山梨県山中湖村平野の「ふれあい乗馬楽園クローバー牧場」で31日、「第2回軽乗発表会」が開かれる。
軽乗は、馬上で逆立ちや片足バランスなどのポーズをとる馬術競技。ドイツやフランスなど欧州で盛んで、五輪種目だった時代もある。牧場は、馬の世話や競技を通して子どもたちに仲間を思いやる気持ちを育んでもらおうと、8年前に開設され、約30人の小学生が軽乗を学んでいる。
発表会を前に24日には、首都圏から通う15人の小学生が軽快な音楽に合わせ、練習に励んだ。
6年生の鳥居柚花(ゆか)さんは馬の名前を呼んでから鞍(くら)に飛び乗った。「馬が驚かないよう、大丈夫だよって教えてあげるの」。3年生で妹の咲希さんは馬の尻の上で後転。「勇気を出してエイッて感じ」と話した。
31日の発表会は午後1時から。17人が演技を披露する。観覧無料。(河合博司)