最後のピース「実力」も埋まった バスケ男子五輪出場——贯通日本资讯频道
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最後のピース「実力」も埋まった バスケ男子五輪出場

国際バスケットボール連盟(FIBA)が30日に理事会を開く前から、5人制日本男子の2020年東京五輪出場への道筋はできていた。


バスケットボール日本男子、44年ぶりに五輪出場


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「成功が見える状況だ。疑いはない」。FIBA幹部のインゴ・ワイス財務部長は21日、日本バスケットボール協会評議員会に出席し、14年11月~15年8月に資格停止処分を受けた日本協会の現況をこう評価した。実際に日本協会の三屋裕子会長は日本人で初めてFIBA理事に就任。最終プレゼンの助言を受けるほどFIBA幹部と蜜月の関係を築いた。


10年以上前、日本協会の理事会は、議論が常に堂々巡り。理事たちは言いたいことを言って、物事を解決しようという意思はなかった。


06年に日本で開催された男子の世界選手権では、13億円の赤字を計上し、協会運営は混乱した。FIBAの認識は「せっかくの世界選手権を開いたのに生かすどころか停滞している」というものだった。


今は違う。「日本一丸」。日本協会が今回のFIBA理事会でのプレゼン用に作った映像にもこの言葉が強調されている。これは代表のスローガンだけでなく、協会全体も意識したものだった。


制裁を受け、日本協会は一丸となって動いた。Bリーグ誕生はもちろん、あらゆるつながりを使ってFIBAとの関係構築に力を尽くした。例えば、東野智弥技術委員長が16年にラマス氏に男子日本代表監督に就任要請する際、ラマス氏は同じアルゼンチン人のムラトレFIBA会長を連れてきた。東野委員長は、20年東京五輪の開催国枠を認めるように直訴したという。


最後のピースは「男子の実力」だった。それも、ワールドカップ(W杯)アジア予選の突破で証明された。だからこそ、三屋会長は予選最終節カタール戦のパブリックビューイング後、取材に対して自信をこう示していた。「W杯出場を決めれば、(開催国国枠で五輪へ)いける手応えがある。選手を(東京五輪会場の)さいたまスーパーアリーナに来年、立たせる」(河野正樹)


五輪出場から遠ざかった主な団体競技


競技 最後に出た大会


バスケットボール男子 1976年モントリオール五輪


ホッケー男子 1968年メキシコ五輪


ハンドボール男子 1988年ソウル五輪


ハンドボール女子 1976年モントリオール五輪


水球女子 2000年から正式競技も出場歴なし


※バスケット以外は開催国枠が認められているが、水球女子は出場するかを検討中


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