東京都庁第1本庁舎(東京都新宿区)の45階南展望室で3日、訪れた人が自由に触れ、演奏できるグランドピアノが設置された。前衛芸術家の草間彌生さんにデザインを依頼。都民から寄付されたピアノに、黄色をベースに黒い水玉模様があしらわれた。
3日午前に披露され、8日から一般来庁者が見学、演奏できるようになる。演奏できる時間帯は検討中で、1人あたりの演奏時間は5分程度をめどにするという。
都庁の展望室は、年間200万人超の外国人観光客らが訪れる人気スポット。海外の空港や駅にピアノが置かれていることも参考にしたという。展望室は午前9時半から午後11時まで開放。(張守男)