鳥取県は4日、鳥取砂丘(鳥取市)で、外国人の名前とみられる「SEBASTiAN」という英字と顔のような図形が落書きされていたと発表した。
落書きの大きさは縦約35メートル、横約27メートル。観光客が3日午後に見つけ、砂丘を管理する自然公園財団に連絡。同財団の職員らが同日中に消したという。
条例は面積が10平方メートルを超える文字や図形、記号の落書きを禁止しており、違反した場合、5万円以下の過料が科される。県緑豊かな自然課によると、今年確認された条例違反の落書きは今回で19件目。大勢の観光客が訪問する大型連休に向け、パトロールを強化するとしている。(横山翼)