豊洲市場(東京都江東区)につくる暫定の集客施設について、都は事業予定者や施設の概要を公表した。三井不動産を代表とする企業グループが運営し、海鮮バーベキューを楽しめるレストランや物販店などが20店舗ほど入る予定。2020年1月から23年春ごろまで開設するという。
都によると、施設は床面積約760平方メートルの平屋で、今年6月に着工する。「日本の食の台所」として「江戸前」をテーマに設定し、飲食、物販、イベントの三つのエリアで構成。豊洲市場の新鮮な食材をいかしながら、すしや天ぷらといった和食の店やカフェをそろえ、土産物を買えるようにするほか、多目的広場で祭りやスポーツ関連のイベントも開くという。
都は当初、豊洲市場の開場にあ…