宿命のライバルどうしがタッグを組む少年漫画の熱い展開が現実に――。漫画雑誌の首位の座をめぐって激烈な部数競争を続けてきた「週刊少年ジャンプ」(集英社)と「週刊少年マガジン」(講談社)が8日、初の共同事業となるWEBサイト「少年ジャンマガ学園」を立ち上げた。 両誌が8日に記者発表会を開いて発表した。集英社の「ワンピース」や「僕のヒーローアカデミア」、講談社の「進撃の巨人」や「七つの大罪」など、ジャンプとマガジン両誌や姉妹誌などの連載164作品が無料で読める。第1話のみを公開する作品もあれば、100話ほど無料で読める作品も。無料公開の対象話数は作品ごとに異なる。22歳以下が対象のサイトで、6月10日までの期間限定。 マガジンの栗田宏俊編集長は「ずっと『打倒ジャンプ』で仕事をしてきたので、(この試みについて聞き)最初は『マジか?』と思った」と打ち明ける。長く漫画界の覇権を争ってきた両誌だが、近年はスマートフォンの普及などで若者の娯楽が多様化し、ともに部数は減少傾向にあることから企画が生まれたという。ジャンプの中野博之編集長は「ライバルではあるけど、漫画を共に盛り上げる仲間だ」と話した。 両誌のデジタル部門担当者が定… |
ジャンプとマガジンが夢の共闘 編集長も「マジか?」
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