皮膚がかさぶたのようになってはがれ落ちる「乾癬(かんせん)」の患者を励まそうと、自身も患者である音楽クリエーター、ヒャダインさん(38)が制作した応援ソングの披露会見が9日、東京都内であった。「曲を通じて乾癬への正しい理解が広がればうれしい」と語った。 ヒャダインさん「この肌を誇ろう」 同じ乾癬患者を応援 乾癬の症状が出始めたのは2012年ごろ。かゆみを伴って肌が赤く盛り上がり、やがて皮膚がうろこのようにはがれた。それが気になり、テレビで色の濃い衣装を着るときはずっと手で服を払っていた、という。会見で「人前で裸になりたくなくて、大好きなサウナにも行かなくなりました」と話した。 専門医にかかり、15年から本格的な治療を始め、今は症状は落ち着いている。 曲のタイトルは「晴れゆく道」。「乾癬啓発普及協会」(東京)と製薬会社アッヴィ(同)が「夢」をテーマに患者から募集したメッセージをもとに、ヒャダインさんが歌詞や曲をつくった。 できるだけ前向きに病と向き合ってもらいたいと、明るい曲調にした。サビの歌詞には「この肌を誇ろう」と盛り込んだ。「病気と向き合って頑張っている自分を誇ってほしい」 ミュージックビデオには、乾癬の患者がそれぞれの「夢」を書いた扇子を持つシーンがあり、ある女の子は「皮膚科医になりたい」と掲げた。「僕も完治ではないし不安もある。でも、あの女の子が完治する薬をつくってくれるかもしれない。ゴールテープはないけど、一人じゃないから」と呼びかける。 曲はYouTube上の( https://youtu.be/cC3tU2h_PNY
)で配信している。(水野梓) |
ヒャダインさん、乾癬の苦しみを告白 応援ソング配信
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