日本音楽著作権協会(JASRAC)は昨年度の著作権料の分配額が1126億円に上り、2008年度の1155億円に次ぐ史上2位となったと発表した。
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JASRACはテレビ局やカラオケボックス、コンサート事業者、音楽配信サービス事業者などから、著作権料を徴収し、職員給与などにあてる管理手数料を差し引いた上で、作曲家・作詞家・音楽出版社などに分配している。
昨年度は、徴収額も1138億円で史上2位となる見込みとJASRACは推計している。多くの場合、分配の時期は徴収時期より数カ月から半年程度、後ろにずれるが、昨年度の好調な徴収ぶりが早くも昨年度の分配額に反映されたといえそうだ。(赤田康和)