フィギュアスケートの羽生結弦選手(24)の冬季五輪2連覇をたたえようと、出身地の仙台市がモニュメントを制作した。20日、市内でデザインの発表式があり、出席した羽生選手は「モニュメントとして歴史に刻まれるのはすごいこと。連覇できたことに誇りを持ちたい」とあいさつした。
仙台・青葉城の外堀だった五色沼は、日本フィギュアの発祥地とされる。近くにある地下鉄の国際センター駅には羽生選手のソチ大会金メダルを顕彰するモニュメントがある。今回はその隣に置かれるもので、平昌大会前に右足首の大けがをする中、同種目で66年ぶりに連覇した雄姿がよみがえるデザインになっている。
発表式には国内外から2万通を超える応募があり、選ばれた600人が発表を見守った。新たなモニュメントは29日に設置される。