餅菓子を製造・販売する「木乃幡(このはた)」(福島県南相馬市原町区)が、業績悪化で営業を停止し、近く裁判所に自己破産を申請することがわかった。担当弁護士が明らかにした。昨年6月時点の負債は約7億7400万円。 信用調査会社の帝国データバンクによると、同社は1965年に創業。2006年決算の売上高は年約3億9千万円にのぼったが、原発事故の避難区域内に工場があり、風評被害により業績が悪化。仙台駅や常磐道のサービスエリアへの出店で業績回復を目指したものの、赤字が続いていた。 主力商品の「凍天(しみてん)」は、ドーナツのような生地に凍餅が入っており、テレビで全国に紹介されるなど知名度が高かった。(平林大輔) |
「凍天」の木乃幡が自己破産申請へ 原発事故で風評被害
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