「脅威ではなく、新たなビジネスの機会になりうる」。任天堂の古川俊太郎社長が4月26日に朝日新聞の単独インタビューに応じ、ゲーム機がなくてもスマートフォンなどで遊べる「ストリーミング型」のゲームの台頭について期待感を示した。ただ、「ソフトが魅力的じゃなくなれば、テクノロジーの進化とは関係なく売れなくなる」と述べ、この分野への参入は当面はないとした。
ストリーミング型は、これまで手元のゲーム機が担っていた処理を遠隔地にあるサーバーが行い、必要に応じてデータを配信する形式だ。グーグルが先月に「Stadia」のサービス名で参入を発表し、話題を呼んだ。任天堂はゲーム機を普及させてゲームソフトで稼ぐ事業モデルであることから、その対応が注目されていた。
古川社長は「テクノロジーの進…