ソニーと米マイクロソフト(MS)は17日、ゲームと人工知能(AI)技術で提携すると発表した。MSのクラウドコンピューティングサービスを使い、ゲームなどのインターネット配信に向けて取り組む。ソニーはMSのクラウドを使うことで、利用者が高画質の映像をリアルタイムに楽しむことができると期待している。
ゲームの遊び方は専用機から、スマートフォンなどに移っており、米グーグルも専用機を必要としないゲーム事業への参入を発表している。ネットから必要に応じてデータを受信する(ストリーミング)方式をとるため、クラウド側の処理能力が重要になっている。
両社はまた、ソニーの画像センサー半導体とMSのAI技術でも提携し、法人向けに新サービスを提供することもめざす。