4月28日午後3時すぎ。大型連休2日目の国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡)は、人、人、人。淡い青色のネモフィラが覆う丘は、県内屈指の「SNS映え」スポットになった。意外と知られていない撮影のコツとは――。
公園管理センターによると、28日の一日の来園者数は約9万3千人。人が多すぎて、どこにスマホを向けても他の人が写り込みそう……。でも、同センターの尾沢彰さん(40)は「撮りたい人だけが花畑にいるように写せます」。
丘はくねくねとした通路が頂上まで続いている。その通路の曲がり角に撮りたい人物に立ってもらう。撮影者は、そこから垂直方向に下の通路からスマホを向ける。たとえば人物を画面右端に置くと、曲がり角なので左部分には通路がないため、花畑だけが写せる。
また、花の前でしゃがんで撮っ…