三重県桑名市の多度大社で4日、武者姿の若者が馬で急坂を駆け上がる「上げ馬神事」が始まった。地元の16~26歳の男性5人が騎手となり、陣笠、裃(かみしも)姿で急坂のある約200メートルの馬場を疾走。頂上の高さ約2メートルの土壁を跳び越えると、観客から大きな歓声が上がった。成功した回数で農作物の豊凶を占う意味があり、南北朝時代から続くとされる。この日は10回のうち2回が成功。5日まで。(上田潤)
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