埼玉県春日部市の高級家具販売「匠(たくみ)大塚」と市は7日、包括的連携協定を結んだ。同社の春日部本店がある春日部駅東口は衰退に歯止めがかからず、官民の連携を強化することで地域の活性化を図りたい考えだ。
調印式には、匠大塚の大塚勝久会長が出席。春日部は大塚会長が創業した大塚家具の発祥の地で思い入れも強く、「恩返しできるように市の事業に積極的に参加したい」と話した。
協定書の連携項目は「子育て・教育」「市民参加・文化」「防災」など8項目。店内を会場とする子どもたちの作品の展示会や、災害時の一時退避場所などへの提供も想定している。
匠大塚春日部本店は2016年…