13日午後10時45分ごろ、JR新青森駅で、青森発弘前行きの上り普通列車(3両編成、乗客約30人)が車掌をホームに置き去りにしたまま発車した。車掌は次の停車駅の津軽新城駅までタクシーで追いかけて乗車したが、車掌の到着を待ったため、この列車に12分の遅れが出た。
JR東日本青森支店によると、新青森駅で車掌が駆け込み乗車しようとした客の対応をしていたところ、車掌がまだホームに降りていることを確認せずに運転士が列車を発車させたという。運転士は次の停車駅到着時、ドアの開閉作業をするはずの車掌がいないため、前の駅に置き去りにしたことに気づいたという。(仲川明里)