熊本地震で被災した熊本城で、崩れ落ちそうな建物を「一本石垣」が支えている姿が注目を集めた飯田丸五階櫓(やぐら)の石垣について、明治期の地震で修復された南面と東面が大きく崩れていたことがわかった。
1年かけて行った石垣の解体が24日にほぼ終わり、熊本城総合事務所が27日にあった熊本城文化財修復検討委員会で報告した。
崩落は前震の際に南面、本震で南面や東面が崩れ、「一本石垣」がかろうじて建物を支える状況になった。
1877年の地震に伴う修復で…
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