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仏でも課題「ヒキコモリ」現地で訪問診療する名大准教授

仏で「ひきこもり」の人たちを訪問診療する精神科医 古橋忠晃さん


「ひきこもり」は日本だけの課題ではない。名古屋大学学生支援センターの准教授で、精神科医の古橋忠晃さん(46)は3年ほど前からフランスで訪問診療に関わり続けている。日仏共同で論文を発表後、欧州各地でひきこもりの認知が広まっている。「ひきこもるのは、社会の何らかの課題を問い続ける人たち。私たちはそこから社会を読み解く姿勢を持つことが大事だ」と話す。


「サムライが来た」。長年ひきこもるフランスの人たちが、部屋に招き入れてくれる。本人に伝えることは「ひきこもりはあなたの生き方。病気じゃない」だ。


昨秋、仏東部ストラスブールに…


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